東西しらかわ

JAの意義を再認識/SDGsについて学ぶ

JA東西しらかわ(薄葉功代表理事組合長)は19日、本店第1会議室にて「SDGs勉強会(基礎編)」を開いた。講師に三英堂事務機株式会社の営業部長、大越仁氏を招き、JA役員、管理職ら28人が参加。持続可能な開発目標(SDGs)への理解促進を目的に実施した。 JAグループがこれまでに取り組んできた事業の多くはSDGsに一致する。同JAでは第18回通常総代会において「JA自己改革の促進によるSDGs(持続可能な開発目標)への貢献に関する特別決議」を可決している。組合員向け広報誌を通してSDGsを発信してきたが、組織外のSDGsに対する理解は低い。これを脱却するために、まずはJA役職員がSDGsの骨子をしっかり理解し、広報誌や情報誌、SNSを活用して、組合員や地域住民に周知していきたい。 勉強会は、三英堂事務機株式会社からの提案を受けて実施。SDGsの達成に向けて事業運営を強化しているリコージャパン株式会社の取組みを踏まえながら、国内外の情勢、SDGsの生まれた背景などを学んだ。実際にSDGsが日常にどのような影響を与えるのかを再認識することで、JA事業運営に大きな変化をもたらす。 JA事業は環境を守り、地域の活性化を目的としており、SDGsとの結びつきが強いことは明らかだ。積み上げてきたものがSDGsそのものであり、それらを発展させていくことが目標達成に近づく。そのために、JA役職員が率先して事業とSDGsの結びつきを意識し、事業計画との調和や業務改善に努め、地域への理解を深めていきたい。