東西しらかわ
地元産でおいしい料理を
JA東西しらかわ女性部は、女性部初のレシピブックを作成した。
新型コロナウイルス感染症の拡大で多くのイベントが中止になる中、レシピブックを通じて若手女性部員獲得を目指す。
同女性部は管内の1市4町1村で349人が活動している。
2020年度は新型コロナ下で新しい生活様式で行える活動を模索。
初めて行った活動の一つが地元産食材を使ったレシピブックの作成だった。
例年健康教室で料理教室を開催している。
新型コロナウイルスにより料理教室も中止となり、家庭を支える女性部員の料理を形にしようと始まった。
レシピブックはA5サイズで18品目を20ページで紹介している。フルカラーで水に強いユポ紙を採用し、調理場での利用を最適にした。
女性部員にレシピの提供を依頼し、JA職員が各戸を訪問するなどして家庭の味を集めた。
構成は主菜、副菜、デザートの3つからなり、3カ月かけて完成させた。
地産地消を意識し、持続可能な開発目標(SDGs)の考え方にも則っている。
完成したレシピブックは3月に管内の行政機関や小中学校、社会福祉協議会へ寄贈した。
今後はレシピブックを活用した女性部料理教室を開催する予定だ。